「企業からイラスト作成を発注されたが、提示された価格は安すぎないだろうか」──SNSなどで、イラストレーターからこんな声が時折上がっている。客観的に、イラストの工数や価格を評価できないか。こんな要望を叶えるシステムを、コンテンツ制作会社がAI(人工知能)で試作した。
■「塗り方」「描き込み量」「難易度」「価格」 AIが評価
(出典 image.itmedia.co.jp)
このシステムに、食べ物を持った女の子のイラストを入れてみる。すると、AIが数秒かけてイラストを解析し、「水彩塗り」「ギャルゲ塗り(※)」といった塗り方の割合判定や、背景画像の比率、描き込み量、制作難易度、総合スコア、想定制作価格を提示してくれる。
※展示のデモでは、ローカルマシンに推論プログラムを置いて数秒かけて計算させた(左)、他のイラストを評価した例(右) 背景がない、塗り方が主にアニメ塗りなど判定されている
厚塗り
(出典 image.itmedia.co.jp)
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※背景がある厚塗り系のイラストは見積もり金額が高く算出された(左)、スマホゲーのイベントCGに使われそうなイラストも10万円を超える(右)
(出典 image.itmedia.co.jp)
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イラストの価格をAIで評価するシステム「アートディレクターAI」を作ったのは、ゲームメーカーなどからコンテンツを受託制作するジーアングル(東京都渋谷区)。版権イラスト制作などで、年間1200件の制作実績があるという。
同社の森宏晃執行役員は、「イラスト制作の仕事を非常に多く受けることから、価格を適正に判断できるディレクターの業務量が膨大になっている」と現場の課題を語る。「これを機械化することで見積もりから受注までのフローを円滑にできないか」(同)というのが、アートディレクターAIのコンセプトだ。
アートディレクターAIの作成には、自社で制作したイラストに、価格情報や、ディレクターやイラストレーターの知見をタグ付けしたものをデータセットとして用意。既存の機械学習モデルに用意したデータベースを学習させた。開発作業は森執行役員がほぼ1人で、数カ月掛けて行ったという。
「われわれのようにAIの専門企業でなくても、手軽に精度の高いAIシステムを作れる時代が来ている」
アートディレクターAIがイラスト制作にかかる工数などを計算することで、ディレクターが不在であっても、営業が取引先メーカーに、制作価格や価格の根拠となる工数や難易度を説明できるようになるのが利点だ。
また、AIが計算した価格は「最低価格」であり、取引先の要望などをヒアリングすることで最終的な価格を決定するともしている。価格基準をAIで示しておくことで、安すぎる価格で受注してしまうことを防ぐ狙いもある。
■社外での活用は検討中 前向きな考え
数カ月という急ピッチで開発したことから、社内以外の活用方法は今後の検討としている。社外の反応を見るために、「AI・人工知能EXPO」(東京ビッグサイト、4月3日~5日)に参考展示したところ、関心を持ってくれる人も多いという。
今後の展開はあくまで未定としつつ、「イラストをスコア順に並べてみたい。(「pixiv」などのイラスト投稿プラットフォームでは)閲覧数やいいねの多さがランキングになってしまうが、アートディレクターAIのスコアで並べれば、無名の作家でも上位に表示できるのではないか」(森執行役員)と社外の活用に前向きな姿勢を見せた。
ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1904/03/news119.html
>>1
バカボンドとかワンピース入れてみたい。
>>1
キティさんやミッフィーさんやカピバラさんの判定どうなってしまうん
>>1
その条件だと漫☆画太郎とかメッチャ高くなりそう
芸術がAIで判断できるなら世の中の美術品、全部鑑定してもらいたいものだな
手間をかければじゃなくてセンス。
あと知名度が抜け落ちてるから意味はない
>>13
最低価格に知名度補正をあとで人間が付け加えれば仕舞やん
もうAIが描けばよくね?
>>16
すでにこういう物が・・・
GauGAN: Changing Sketches into Photorealistic Masterpieces
(出典 Youtube)
あとこういう物も・・・
AIによるアニメ生成の挑戦
(出典 Youtube)
ハンコ絵師は駆逐されるかな?
なんかお前ら批判的だけどなんで?
こういったシステムが普及すれば不当に安く買い叩かれるリスクが減るってことじゃないの?
>>17
現実が怖いのと
芸術みたいな感性でなんぼってものが定量できるとは思えないからでそ
買いたたきの根拠にさえなりかねない
>>17
*だなぁ
安くても良いから使ってくれって作家の方が多いからに決まってるからだろ
2万円でしか売れない絵が10万とか言われたらモヤモヤするだけだろ
現実は何も変わらないのに
>>17
作業量を重視してるように見える
少ない線画のイラストは価値があってもたいした金額にはならん
銭湯画家とか奈良美智とか*像の村上だかとかいくらになるか試すやついるよな
>>18
奈良とHIROMIXが日本のサブカルを破壊した
アイツら以降勘違いヘタウマ作家の個展が激増してクリエイター1000万人時代に
数十万とかで取引されてるオサレ系イラストレーターのラクガキもAI査定なら10円
>>33
ああ、逆に今いっぱい稼いでる絵師は買い取り額を大幅に値下げられる可能性もあるのかw
絵や小説、漫画は労力関係ないからな~
SEO対策みたいな絵がわんさかと
>>41
カラオケも得点表示で単調な歌い方が増えた
現行のカラオケ採点機だと
プロ歌手が持ち歌で素人に負けるが百年後は?
>>47
変わらんやろなぁ
将棋の電脳戦なんて、疲労の概念が無いAIが人間の棋士に負けるんだぜ?
>>53
>変わらんやろなぁ
ID:mKwzPw27
医者や弁護士は頭いいから、性格もいいに決まってるとか言いそうw
>>47
プロは機械の採点なんかでいい点数つかないのに上手いからプロなんだろ。
芸術ってものをバカにしてない?
時間かければ価値があるとか話にならない。
>>49
職業イラストレーターと芸術は違う。
例えば、ロイ・リキテンスタインの漫画の切り取りは今では誰でも模倣できるが、彼の絵は芸術作品と見なされている。
彼の絵をこのAIに掛けたら、当然点数は低くなる。
>>50
見てきたけど、やってみれば低くなるのは明らかだった。
ただ西原のはやはり漫画としての価値なので
一転物のイラストと基準が異なる。
西原で言えば、あの絵で許してもらえる価値を確立したところが凄い。
話を聞いて思ったけど、紙に水彩で描いてても低くなりそうだった。
学習させるデータも恣意的で限定さてているわけで、現状ではかなり限定された範囲でしか使えないと思われる。
名画判定させて遊ぼうぜw
>>56
脳トレで絵を描いて正解させるTASみたいな遊びしだすのかw
すでに出来上がってる絵の価値を知りたいんじゃなくて、
サンプルに似た絵を書くためのコストを知りたいシステムでしょ。
それを底辺イラストレータに発注すればそのままの値段。
ブランド力もってる人に発注すればそれなりの値段に上がる。
>>57
本当そこがわかってないで
あーだこーだ屁理屈で文句つけてるのが多すぎるね
これにバンクシーとか判断させたらどうなるんよ
>>62
商業イラストの値段を測るんだからああいう芸術性は加味しないよ
スマホゲームで大量にイラスト発注しなきゃならなくて、それらに値段決めるアートディレクターの人数足らず負担軽減のために特化したプログラムなんだから、それ以外の物とか芸術性でプラスされるものについて「どうなんでしょう」とかアホか
>>64
画面構成とか躍動感・情感ってもんがあるでしょ
商業イラストこそそこが大事
AIで価値が決まるなら、オークションも無くなるぞ、イラスト自体に金を払わなくなる。
>>66
おめーはまず元の記事をちゃんと読んで理解することから始めろ。
あと、65までしかないんだからスレッドの中身くらい読めよな。
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