放送中のアニメ「鬼滅の刃」で主人公・竈門炭治郎役を演じる花江夏樹と我妻善逸役の下野紘が、スタッフから聞いたという「手を込んだ作画の衣装を着ているキャラクター」について語り合った。

　「鬼滅の刃」は、「週刊少年ジャンプ」（集英社）にて連載中の吾峠呼世晴による漫画で、4月よりアニメ放送がスタートした。「鬼滅の刃」の魅力や最新情報を伝えるWEBラジオ番組「鬼滅ラヂヲ」で、花江と下野の2人がこれまでの放送の見どころなどを振り返った。

　原作ファンからの喜びの感想メールを受けて、花江は、「色がつくと、また違うんですよね。僕がハッとしたのが、錆兎の服。これ以上は言えないんですけど、よく見ると誰かに似ている……」と指摘した。下野は少し考えた後、「あー！　なるほどね。はい、はい、はい！」と納得した様子で声を上げていた。

　「鬼滅の刃」は、大正日本を舞台にしているため、登場キャラクターたちはレトロな和装に身を包んでいる。下野が「着物って、あの模様を動かすのが結構大変らしいんだよね」と舞台裏を明かすと、花江も「『とくに描くのが大変な着物は善逸』って言っていました。三角の模様が意外と難しいんだって」とスタッフから聞いた話を証言。さらに花江は、「炭治郎も市松模様が難しいし、（上着を）脱いだら脱いだで背中に『滅』っていう字が入っているから、それも難しいって言っていました」と続けた。舞台裏の苦労に改めて思いを馳せた下野は、「えらい作品だね！　いろんな苦労があるんだね！」と笑い、2人で、「頑張ってください、ufotableさん！」「応援してますよ！」と呼びかけた。


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