「人生100年時代」が叫ばれている。いかに長く、充実した人生を過ごすかは、誰もがいずれは直面する問題だ。2010年に現在の改正臓器移植法が施行された。臓器移植を巡っては、医療技術が飛躍的に向上する一方で、臓器売買や登録患者の選定などいまだに問題や反対する団体や個人の声も多い。
だが、いざ問題を知ろうと思っても、ハードルが高い……という人も多い。11月9日に第1巻が発売された『ドナー法 ―ある臓器移植コーディネーターの記録―』(いなずまたかし、医療監修:吉開俊一)は、現代医療が抱える矛盾点を大胆にも漫画化した話題作だ。

そもそも臓器提供とはどのような行為なのか? 私たちは今、臓器提供について何を知るべきなのか? そして、立浪たちは患者たちとどう向き合うのか。漫画『ドナー法』(バンチコミックス)より第1話を抜粋する。
「臓器は鮮度が命」




死んだ人の臓器を運ぶドローン





“臓器移植コーディネーター”登録コード10977





脳死状態なら7つの臓器が移植可能





「提供番号0352」摘出手術を行います





まるで眠っているみたいだな





臓器移植法第11条





母子に起きた忌まわしい出来事





「単純な計算だろ?」





奪われた者と、奪ったもの





「えみちゃんに…あいたい」





臓器提供を巡る問題とは







第2話以降は、漫画『ドナー法』(新潮社)に掲載。
<漫画/いなずまたかし 医療監修/吉開俊一>
【bizSPA!取材班】
「bizSPA!フレッシュ」編集部の若手記者が、20代ビジネスマン向けに、“身の丈世代”が気になる世の中のホンネを徹底した現場主義で伝えます。
(出典 news.nicovideo.jp)
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【もし「死んだら臓器提供」が義務化されたら…人は救われるのか?<漫画>】の続きを読む